圧倒的に多いのは、お子さんの学校区を基準にされている方です。まずは学校区で対象物件を絞って、それから条件に合うものを通学の利便性を見ながら選別していくというケースが目立ちます。お子さんの教育のことを考えるとそれは決して間違いではありませんが、私はいつも「ご自身の将来の暮らしもよく考えておきませんか？」とお話ししています。

お子さんの学校区や通学の利便性が重要なのは、主に小中学校の9年間だけですが、家にはそれよりももっと長い間住み続けることになるからです。ライフステージが変化すると、暮らしに求める優先順位も変わってきます。特に今から考えておくべきは、体が不自由になった後の暮らしです。歳を重ねてからも快適に住める環境かどうかは、物件選びにおいてかなり重要な要素だと思います。

小中学校までの距離は歩いて約20分なので、通学環境重視の方にとってはベストチョイスではないかもしれません。ですが、「高齢になった時のことを考えてみてください」とお話しすると、見方はずいぶん変わってくるようです。
この分譲地は西鉄「桜台」駅まで徒歩5分。近隣にコンビニやドラッグストアもあり、歩いてお買い物へ行くのにも便利な環境です。それに、今や高齢者の憩いの場として親しまれている「ゆめタウン筑紫野」や「イオンモール筑紫野」へは車で約3〜4分程度。車に乗れなくなっても、筑紫野市のコミュニティバスが利用できるので移動の足には不自由しないんですよ。

高齢者目線で見ると、このエリアはすごく利便性が高いんです。福岡市内ほど騒がしくありませんし、近隣にはお散歩するのにちょうどいい公園がたくさんあって、緑も多い。大きな病院も充実しているんですよ。高齢者が暮らしやすい街なら、もちろん若い世代も生活しやすいですよね。自信を持ってオススメできる環境だと思います！

よく皆さまは「家が手狭になったから新居が欲しい」とおっしゃいますが、それは広さが足りないのではなく、収納が足りていないからかもしれません。収納が充実していれば、居室内にタンスや棚などを置く必要がなくなるので、限られた空間でも広く使うことができます。なので、土地や家の広さだけでなく「収納力」にも目を向けて物件を選ぶといいですよ。高齢になった時のことを考えると、家の中を移動しやすい「動線」も大切です。

そうです！お子さんが巣立った後はご夫婦2人になりますから、そもそもそんなに広い部屋は必要なくなるかもしれません。また体が不自由になって階段の上り下りが困難になったら、1階だけでも暮らしが完結できる間取りだと安心です。そういう目線でFLEXの建売住宅を見ると、実によくできた間取りであることを実感していただけると思います♪

ぜひ多くの方に来ていただきたいです！歳を重ねた時にどんな暮らしがしたいか、思いを巡らせながら内見すると、また違った発見があると思いますよ。